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VIRTUS、欧州のデジタル需要に対応するため、ミラノに新施設を設立することを発表

Feb 05, 2025
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STT GDC
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英国ロンドン、2025年2月5日-STテレメディア・グローバル・データセンターズ・グループ傘下で、受賞歴を誇る専業のデータセンターの保有・運営会社であるVIRTUSデータセンターズ(以下、VIRTUS)は、イタリアに初の施設を設立する計画を確認しました。コルナレドのミラン ウェストデータセンタークラスターに位置する新サイトは、VIRTUSの欧州拡大戦略の重要な礎となります。

 

同施設は71,000平方メートルのブラウンフィールドサイトに開発され、44,000平方メートルの施設のためのゾーニングを行っています。同サイトは70MWのグリッド電力供給容量を備え、欧州のデジタルインフラ需要が成長し続ける中で、十分な容量を供給してハイパースケーラー、エンタープライズ、サービスプロバイダーを支えます。

 

2025年第2四半期に開発が開始される予定となっており、まずは既存の構造物が解体され、資材がリサイクルされます。新施設は2027年に運用開始(RFS)の見通しであり、欧州で最も重要なデータセンター市場の1つに追加容量を供給します。

 

VIRTUSデータセンターズのCEOであるニール・クレスウェルは、次のように述べています。「当社は欧州での拡大を順調に進めています。ミラノは欧州の重要な技術ハブであり、この新規開発は、信頼性と柔軟性を誇る高品質のインフラに対するお客様の需要を満たす当社の取り組みを示すものです。ブラウンフィールドサイトを転用することにより、欧州の重要なデジタル領域で当社のプレゼンスを強化しつつ、環境影響を最小限に抑えています。」

 

ミラノデータセンターは、運用効率を確保しつつ、AIワークロード、ハイパースケール環境、高密度演算の要求の高まりに対応するよう設計されています。VIRTUSの持続可能性への取り組みに応じて、プロジェクトでは、省エネ設計、再生可能電力へのアクセス、廃棄物削減対策、責任ある水利用などの最善慣行を取り入れて環境影響を軽減します。

 

このたびの開発は、英国バッキンガムシャー州のサンダートンやドイツ・ベルリン地域のマリエン広場ウスターマルクを含むVIRTUSの最近の欧州拡大に続くものです。開発を通じて、革新的かつスケーラブルで持続可能なデータセンターソリューションを追求する組織にとって信頼できるパートナーとしての当社の位置づけを補強します。

 

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