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未来に向けた力

当社のデータセンター事業が、私たちが住む地球と、その地球に住む私たちの両方にとって、つねに大きな利益をもたらす存在であり続けたいと考えています。

デジタル化の未来に向けたビジョン

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ブルーノ・ロペス

STT GDCグループCEO

デジタル化の未来に向けたビジョン

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STT GDCにとって、持続可能性は最も優先度の高い事項であり、現在だけでなく、未来の社会からの期待にも沿える事業を展開する責任があると考えています。当社は世界中でデータセンター事業を展開しておりますが、グループ全体では、すでに電力消費量の44%をゼロ・カーボンの再生可能エネルギーを利用しています。しかし、現状に満足しているわけではありません。ESG戦略に則ったより明確な取り組みにより、既存のデータセンターだけでなく新たに展開する地域でも、責任あるデジタルインフラの提供を加速させて参ります。

 

STT GDCは、データセンター事業者としてのユニークな立場にあります。私たちの事業は、世界中の産業や人々の生活をより良く機能させるために不可欠でありながら、資源を消費し続けている分野でもあります。あらゆる産業が気候変動の抑制に向けて積極的に取り組むなか、当社も率先して行動を起こしています。最近発表された「シンガポール・グリーンプラン2030」にも記載されているとおり、当社は、その事業の責任を国内外広く負っているという考えに基づいて、明確な措置を進めています。

 

 

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デジタル化の未来に向けての持続可能な基盤作り

STT GDCは自社の成長のみならず、データセンター全体のエコシステムにも配慮を怠りません。世界中の限りある資源供給の中で、グローバルなデジタルインフラを構築する企業として、自らが模範となり復元力のある社会づくりに積極的に関わっています。
2022年の取り組み
当社は国連の「持続可能な開発目標」(UN SDGs)に沿った目標を掲げています。今後5年~10年の環境・社会・ガバナンス(ESG)戦略の重点は次のとおりです。
‎‎‎‎• 2030年までにカーボンニュートラルなデータセンターを実現する
‎ • 安全・安心かつ多様性を尊重し、誰もが活躍できる職場を確立する
• 最高レベルの倫理観と責任感を持って事業を行う
このコミットメントは、急拡大するデータセンター市場での成長をめざす当社の基本方針となっております。お客様をはじめ、すべてのステークホルダーに心を配り、持続可能な世界経済の構築に貢献して参ります。
環境
  • 環境
  • 社会
  • ガバナンス
環境

脱炭素化

世界中が持続可能な取り組みを進めるなか、当社も環境により優しいやり方を追求しています。デジタルインフラ構築で世界の中核を担う当社のあり方は、エコシステム全体に大きな影響を及ぼすため、従来とは異なる考え方と行動が不可欠だと考えています。意義ある変化を生み出すために、当社は環境面の課題解決に以下のような取り組みを行っています。

ゼロカーボンエネルギーの活用

電力販売契約(PPA)を利用して、エネルギーをグリーン電力サプライヤーから調達。再生可能エネルギー証書(REC)を取得しています。

新築ビルのグリーン化

新設するデータセンターは、BREEAM、LEED、BCA-IMDAグリーンマーク、SS564など、世界や各地域における最高水準の建築・エネルギー効率に関する認証を受けています。現場におけるリスクを見極めつつ、それぞれの地域の条件に即した設計戦略を採用しています。

パフォーマンスの最適化

当社のデータセンターはグローバルな基準に準拠した規範により運営されており、資源の消費を抑えています。
社会

誰もが安全と感じ、多様性が尊重され、個性が活かされる職場づくり

STT GDCにとって、人材は宝です。当社で働く人や当社に関わるすべての人の、健康、安全、ウェルビーイングを何よりも優先しています。 多様性に富み、一人ひとりを尊重する社風を築くことこそが重要との判断のもと、私たちはすべての従業員が活躍できる環境づくりを心がけています。そのために当社では次のような目標を掲げています。

安全な職場の確保

当社に関わるすべての人の健康と幸せを守ります。ISO45001などの国際規格の認証を含め、データセンターの建設・運営において、世界水準の安全性を確保します。

多様性の推進

ジェンダーの多様性やマイノリティの取り組みを改善するなど、誰もが尊重し合い、受け入れられ、居心地よく、自分の意見を発揮できる環境を提供します。

人材の研修と育成

社員ひとりひとりのパフォーマンスを高めるための研修プログラムをサポート。専門分野に特化した研修や育成コースを通じて各自のスキルや知識を高めます。
ガバナンス

十分なコントロール、倫理的行動、事業部門の確立

企業としての存在意義と責任あるビジネスの推進は、STT GDCが最も重視するもので、当社の価値観と企業風土の根幹になっています。また、投資先企業においても健全なコーポレート・ガバナンスを推し進め、倫理的に最善とみなしたガバナンスを厳格に実践します。これからも変わることなく、事業を展開するすべての地域において、最高レベルの存在意義を追求し、そのために以下のような取り組みを行っています。

腐敗防止

STT GDCを代表して事業活動を行うすべての社員は、当社の方針および腐敗防止に関する法令に則って行動しなくてはなりません。

倫理とコンプライアンス

全従業員に向けて腐敗防止と倫理に関する研修およびコミュニケーションプログラムを毎年実施しています。取引先や仕入先も同様に、当社の行動規範を徹底して遵守しています。