資格・認証

ISO 50001 : 2018は、エネルギー管理システム(EnMS)の制定、実施、維持、改善に関する要件を定めるもので、企業がエネルギー効率とEnMSの効果の両方を継続的に最適化するための系統的なアプローチを示しています。

SS 564 Part-1 : 2020は持続可能なデータセンター運営の要件を定めるもので、特にエネルギー及び水の使用効率を高めるエネルギー環境管理システムの制定及び維持について定めています。持続可能なデータセンターのデザイン及び電気機械システム管理のベスト・プラクティスを示すとともに、インハウスまたはアウトソース・サービスにおける持続可能性を測る指標を示しています。

インドのグジャラート国際金融テックシティー（GIFTシティー）で操業するSTT GDCインドのデータセンターは、インド・グリーンビルディング評議会（IGBC）から、同国のグリーンビルディング認証（LEED）「ゴールド」の認証を取得しています。

ISO 14001:2015は、環境マネジメントシステムに関する国際規格で、持続可能な環境づくりに向けて、企業が果たすべき運営管理や責任の枠組みなどが定められています。企業本来の事業活動を行うなか、当社のサステナビリティへの取り組みが評価されています。

TL 9000は、クエスト・フォーラムが策定した品質管理手法で、国際的な電気通信業界のサプライチェーン向けのガイドラインに特化したものです。ISO 9001をベースに、情報通信技術（ICT）業界のニーズに対応するよう拡張されています。

ISO/IEC 20000-1:2018は、ITサービスマネジメント（ITSMS）に関する国際規格です。プロバイダーがサービス・マネジメントシステム（SMS）を計画、構築、運用、監視、レビュー、維持、改善するための要件を規定しています。お客様のニーズを満たすサービスの設計、移行、提供、改善なども含まれています。

ISO 27001の正式名称はISO/IEC 27001:2013で情報セキュリティ・マネジメントシステム（ISMS）の仕様を定めた国際規格です。組織の情報リスク管理プロセスに関する法的、物理的、技術的管理などのすべてのポリシーと手順の枠組みを含みます。

TIA-942は、障害時の安全な運用、災害への堅牢性、長期的な信頼性、拡張性、適応性を確保するため、シングル・テナント型エンタープライズ・データセンターやマルチ・テナント型インターネット・ホスティングデータセンターなどのデータセンターや、コンピュータールームの通信インフラに関する最低要件を定めています。

Payment Card Industry Data Security Standard（PCI DSS）V3.2は、クレジットカード業界の安全基準です。決済カード用アプリケーションやインフラの提供を希望するお客様向けにインフラ、人材、プロセス、技術が整備されていて、お客様をサポートしているかどうかを規定しています。インドに所在する当社のデータセンターは、すべてこの認証を取得しています。

Service Organization Control（SOC）レポートは、組織の内部統制が適切に整備されていることを示す報告書です。STT GDCインドは、SOC1、タイプII報告書（ISAE3402/SSAE18）に基づき、人的・物的資源の管理体制の評価を定期的に受けています。

ISO 45001:2018は、労働安全衛生マネジメントシステム（OH&S）の国際規格です。システムの要件と使用指針を示し、業務に伴う傷病の予防などの状況を積極的に改善し、安全で健康的な職場を実現します。

当社のデータセンターの多くが「Rated 3」の認証を取得しています。Rate 3の品質規格では、シングル・テナント型エンタープライズ・データセンターやマルチテナント型インターネット・ホスティングデータセンターなどの要件を満たします。