ニュース STテレメディア・グローバル・データセンターズ、欧州子会社VIRTUSデータセンターズの重要な少数株主としてマッコーリー・アセット・マネジメントを迎える取引を締結 Jan 10, 2023 STT GDC シェアする Link copied! アジア有数のデータセンタープロバイダーであるSTT GDC、投資により欧州事業を大幅に拡大 シンガポール、2023年1月10日 – シンガポールに拠点を置く大手データセンタープロバイダーであるSTテレメディア・グローバル・データセンターズ(STT GDC)はこのたび、同社の欧州子会社であるVIRTUS データセンターズ(VIRTUS)へのマッコーリー・アセット・マネジメント(MAM)からの大型投資受け入れを完了しました。この取引は、MAMがマッコーリー・ヨーロピアン・インフラストラクチャー・ファンド7を通じてVIRTUSの株式の40%を取得し、同社の重要な少数株主となるものです。 アジア有数のデータセンター運営会社であるSTT GDCは、シンガポール、英国、インド、中国、タイ、韓国、インドネシア、日本、フィリピンの9カ国に170を超えるデータセンターのポートフォリオを保有し、積極的に管理しています。同社がグローバルに展開する施設の総電力容量は2.2ギガワット超、正味延床面積は100万平方メートルを上回ります。 今回の投資により、STT GDCは欧州経済領域(EEA)での事業を拡大することが可能となり、ドイツ、イタリア、スペイン、ポーランドなどの欧州諸国に新たにデータセンターキャンパスの開設を計画しています。STT GDCとMAMは共同で、今後5年間で対象となる市場に20億ポンドにものぼる投資を予定しており、この地域に対する野心的な計画を掲げています。STT GDCは現在、VIRTUSを通じてグレーター・ロンドン地域の11カ所のデータセンター施設を運営しています。今回の事業拡大は、STT GDCの英国における優位な立場をさらに高めるものです。 「これはSTT GDCにとって画期的な出来事です。マッコーリー・アセット・マネジメントによる投資は、当社のデータセンター事業の強みと拡張性を物語っています。今回の大型の資本注入は、提携先両社の独自の知見とも相まって、当社の欧州経済領域への進出を加速させ、将来の大きなビジネス機会を獲得し、業界トップとしての当社の足場を揺るぎないものにするでしょう」と、STテレメディア・グローバル・データセンターズ社長兼グループ最高経営責任者であるブルーノ・ロペス氏は述べています。 「STT GDCの高品質なプラットフォームは、デジタル経済がますます隆盛を極める中、消費者の新たな消費習慣とビジネスプロセスのデジタル化というトレンドを捉えています。STT GDCと提携してVIRTUSの事業拡大を支援できることを嬉しく思います。今後10年間は、データセンター事業にとって大きな成長機会があると考えています。この長期的な投資と当社の持続可能性に関する知見を組み合わせることで、STT GDCの欧州大陸における意欲的な事業拡大を支援していくつもりです」とマッコーリー・アセット・マネジメントのリアルアセット・チームのシニア・マネージング・ディレクターを務めるネイサン・ラッキー氏は語っています。 KPMGの調査では、欧州経済が一層データおよびクラウド中心となる中、データ耐障害性を担保するために、欧州のデータセンター産業は今後10年間で2桁成長が必要であるとしています。また同調査では、短期的には企業のクラウド導入とデータ主権に関する要件に牽引され、この業界は欧州全体での年平均で2025年までは約15%、10年間では約11%の成長を見込んでいます。モノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)などの技術は、この10年間の期間後半にデータセンターサービスの需要を牽引すると期待されています。 この取引は、通常の契約条件の充足と規制当局の承認を経て、2022年12月22日に完了しました。 STテレメディア・グローバル・データセンターズについて シンガポールに本社を置くSTテレメディア・グローバル・データセンターズは、最も急速に成長を遂げている有数のデータセンタープロバイダーです。シンガポール、英国、インド、中国、タイ、韓国、インドネシア、日本、フィリピンなど、世界の主要なビジネス市場に170以上のデータセンターを展開するSTT GDCは、このグローバルなプラットフォームを活かし、お客様の現在および将来のコロケーションニーズに最も適した、クラス最高の拡張性と柔軟性を備えたデータセンターソリューション、接続サービス、サポートサービスを提供しています。詳細はウェブサイトをご覧ください:sttelemediagdc.com マッコーリー・アセット・マネジメントについて グローバルな資産運用会社であるマッコーリー・アセット・マネジメントは、すべての人にポジティブな影響をもたらすことを目標としています。機関投資家、年金基金、政府、個人から高い信頼を得て、全世界で約4,560億ポンドの資産を運用する同社は、インフラ、グリーン投資、不動産、農業・天然資産、アセットファイナンス、プライベートクレジット、株式、債券、マルチアセットソリューションなど、さまざまな分野で専門的な投資知識を提供しています。 マッコーリー・アセット・マネジメントは、債券、株式およびコモディティに関する資産運用、ファイナンス、バンキング、アドバイザリー、リスクと資本に関するソリューションを顧客に提供する多角的金融グループであるマッコーリー・グループの一員です。マッコーリー・グループの創業は1969年。現在は33の市場で1万9,000人以上の従業員を擁し、オーストラリア証券取引所に上場しています。 数値はすべて2022年9月30日現在のものです。詳細はウェブサイトをご覧ください:Macquarie.com メディアからのお問い合わせは下記にご連絡くださいSTテレメディア・グローバル・データセンターズ チョウ・イー/クリスティーナ・コー 電話:+65 9784 6406 Eメール:yi.chow@sttelemediagdc.com / christina.koh@sttelemediagdc.com ホフマン・エージェンシー(STテレメディア・グローバル・データセンターズ代理人) 電話:+65 8228 3665 Eメール:STTGDC@hoffman.com