ニュース STテレメディア・グローバル・データセンターズの2022年ESGレポート、持続可能なデジタル化の未来を推進するコミットメントを紹介 Jul 05, 2023 STT GDC シェアする Link copied! イノベーションと再生可能エネルギーへの投資に徹底して取り組み、グループ全体で再生可能エネルギー使用率52%を達成 シンガポール、2023年7月5日:シンガポールに本社を置き、世界各地に60を超える資産を保有する大手データセンターサービスプロバイダーであるSTテレメディア・グローバル・データセンターズ(STT GDC)は本日、「2022年環境・社会・ガバナンス(ESG)報告書」を発行しました。この報告書は、STT GDCのESG目標に対する進捗やESGの3つの柱である「2030年までにカーボンニュートラルなデータセンター運営を実現」、「安全・安心で、多様性が尊重され個々が活かされる職場」、「倫理的で責任あるビジネス」の概要を紹介しています。 持続可能性は世界的な最優先課題としてますます重要性を増しており、この分野での具体的な成果に向けて、より強く総力を挙げて取り組むことが求められています。STテレメディア・グローバル・データセンターズの社長兼グループ最高経営責任者であるブルーノ・ロペス氏は、持続可能なデジタル化の未来に向けて前進するグループのコミットメントを改めて強調しています。「世界で最も急成長を遂げている有数のデータセンタープロバイダーとして、当グループのデータセンターは、持続可能性、効率性、セキュリティの面で最先端を行くものでありたいと思っています。私たちは、エネルギーと水の利用効率の向上に積極的に貢献する、再生可能エネルギー源と技術の革新と投資に力を尽くしています。2022年には、グループ全体で再生可能エネルギーの利用を進め、52%の普及率を達成し、2030年までにカーボンニュートラルなデータセンター運営を実現するというコミットメントを改めて明確にしました」。 またSTT GDCは2022年にサステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワークを発表し、2030年までにネットカーボンニュートラルを実現するという同社のコミットメントを具体的な行動計画に反映させました。このフレームワークは、厳正な主要業績評価指標(KPI)と持続可能性業績目標(SPT)に基づいてSTT GDCの持続可能性へのコミットメントを掲げ、中長期の持続可能性達成に向けて確実に前進させていくものです。 「より多くの環境、社会、ガバナンスそして規制リスクと向き合う中で、当社はガバナンス体制の強化に全力を注いでいます。2022年、当社は専任のサステナビリティ委員会を設置し、持続可能性への配慮が社内の意思決定プロセスに十分に反映され、常に改善と向上に努められるようにしています」とロペス氏は述べています。 ロペス氏は、STT GDCが率先して模範を示し、正しい行動をとるという揺るぎないコミットメントを示すことが肝要だとし、「私たち一人ひとりが、責任あるビジネスの成長を促し、地球と人々を大切にするため、重要な役割を果たしています」と強調しました。「力を合わせれば、私たちは変化をもたらすことができるのです」。 「2022年ESGレポート」のハイライト STT GDCが2020年に発行した初のESGレポートの主要な項目は、2030年までにネットカーボンニュートラルなデータセンター運営を実現するという目標に向けたグループの取り組みの進捗状況を測定することです。これには、売上高100万ドル当たりの二酸化炭素排出量に相当する炭素強度、電力使用効率(PUE)、再生可能エネルギーの使用量などの主要指標が含まれます。今年、グループの世界全体での再生可能エネルギーの使用は拡大し、2022年度には52%の普及率を達成。炭素強度も前年度比で24%改善しました。PUEは2020年と比べて7%改善し、WUEは2020年レベルから18%改善しました。 環境への影響: STT GDCグループ全体でのカーボンフリー電力使用率は、前年比9%増の52%を達成。 炭素強度は前年比で24%減少。 平均電力使用効率(PUE)を2020年レベルより7%改善。 平均水使用効率(WUE)を2020年レベルから合計18%改善。 シンガポール事業における再生可能エネルギーの利用を84ギガワット時に拡大。 廃棄物の30%以上を埋め立て処分からリサイクルへと転換することに成功。 STT GDCのデータセンターの44%が国内外のグリーンビルディング認証を取得。 社会への影響: STT GDCは、各事業において世界水準の安全衛生管理システムを導入済。グループの継続的な改善プログラムの一環として、すべての事業体がISO45001の厳格な要求事項を満たし、認証を取得。建設および操業で記録された合計1,370万時間のうち、重大な労働災害の件数はゼロで、記録災害度数率は0.15。 管理職の3人に1人が実績ある女性であり、STT GDCがジェンダー多様性と幹部職における男女平等を推進する姿勢が明確に。 STT GDCは、職場における公平な待遇と差別の撤廃を改めて表明し、多様なコミュニティを反映する従業員へ訴求。 責任あるビジネス慣行: STT GDCは最高レベルのビジネス倫理を遵守。企業としてのインテグリティと責任あるビジネス慣行は、以下のようなグループの価値観と企業文化に反映されています。 収賄、リベート、汚職を一切許さない厳格な方針 STT GDCを代表して事業活動を行うすべての人は、当社の方針および腐敗防止に関する法令に則って行動しなくてはならないという要件 同じ志を抱くサプライチェーンパートナーとの関係深化に向けた重要な一歩として、新たなサプライヤー行動規範を発表。 STT GDCの「ESGレポート」は2022年1月1日から12月31日のグループ会計年度に基づいて作成され、この期間にSTT GDCの支配下にあったすべての事業(データセンターおよびオフィス)を対象としています。 STテレメディア・グローバル・データセンターズについて 急成長を遂げる有数のデータセンタープロバイダーであるSTテレメディア・グローバル・データセンターズ(STT GDC)は、世界がつながるためのデジタルエコシステムの要となるグローバルプラットフォームを提供しています。持続可能なデジタル化の未来を牽引するSTT GDCは、シンガポール、英国、ドイツ、インド、タイ、韓国、インドネシア、日本、フィリピンで事業を展開しており、あらゆる地域において、企業の成長のための優れた基盤を提供しています。 詳細はウェブサイトをご覧ください: https://www.sttelemediagdc.com/ メディアからのお問い合わせは下記にご連絡くださいSTテレメディア・グローバル・データセンターズ チョウ・イー/クリスティーナ・コー電話: +65 9784 6406Eメール: yi.chow@sttelemediagdc.com / christina.koh@sttelemediagdc.com IN.FOM(STテレメディア・グローバル・データセンターズ代理人)Eメール: sttgdc@infom.asia