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マッコーリー・アセット・マネジメント、STテレメディアVIRTUSデータセンターズの重要な少数持分を取得

Aug 02, 2022
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STT GDC
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ロンドンおよびシンガポール、2022年8月2日 – STテレメディア・グローバル・データセンターズ(STテレメディア)は、マッコーリー・アセット・マネジメントがマッコーリー・ヨーロピアン・インフラストラクチャー・ファンド7を通じて、大手データセンタープロバイダーであるVIRTUSデータセンターズ(VIRTUS)の重要な少数株主持分を取得することで合意しました。

 

VIRTUSは、世界的なテクノロジー企業や大企業などの優良顧客に対し、コロケーションやクラウド接続のサービスを提供しています。同社は、グレーター・ロンドンに11カ所、合計容量180メガワットを超えるデータセンター施設を保有する他、英国や欧州の好立地に新たに初期100メガワットの開発案件を検討中です。

 

VIRTUSは持続可能性を特に重視しており、電力需要を再生可能エネルギーで賄っています。また、2030年までにデータセンター事業全体でネットゼロエミッションの達成を目指しています。

 

マッコーリー・アセット・マネジメントのリアルアセット・チームのシニア・マネージング・ディレクターを務めるネイサン・ラッキー氏は、次のように述べています。「ロンドンのデータセンター市場は、ハイパースケーラーに対する旺盛な需要に牽引され、引き続き物件の吸収量増加が見込まれます。一方、ドイツやフランスなどの中核市場を含む欧州市場には、今後10年間にわたって大きな成長機会が存在すると考えています。」

 

「STテレメディア・グローバル・データセンターズと提携しVIRTUSの事業拡大を支援し、デジタル経済の中核をなすミッションクリティカルなサービスを提供できることを喜ばしく思います。長期的な投資を通じて、技術への投資拡大を後押しし、機器のライフサイクル管理を強化することで、VIRTUSの持続可能性への重点的な取り組みをさらに強化していきます。」

 

STテレメディア・グローバル・データセンターズの社長兼グループ最高経営責任者であるブルーノ・ロペス氏はこう語っています。「この7年間でVIRTUSのプラットフォームは、英国有数のハイパースケールデータセンタープロバイダーへと成長を遂げました。当社はその成長の歩みを後押しできたことを嬉しく思っています。当社の取り組みにより、戦略的立地に高品質のデータセンターを開発する価値を証明してきました。マッコーリーとの提携により、この好調な勢いに乗ってVIRTUSの成長戦略を一層加速させ、欧州全域のお客様にサービスを拡大できることを期待しています。」

 

VIRTUSデータセンターズの最高経営責任者であるニール・クレスウェル氏は、次のように述べています。「私たちのビジョンは、設計で差別化を図ることにより、欧州のデータセンター業界のリーダーとなることです。マッコーリーからデータセンター投資に豊富な経験を持つ投資家を迎え、STテレメディア・グローバル・データセンターズが、当社の成長計画だけでなく、継続的なイノベーションや、私たちの施設が持続可能性を軸に将来を見据えたものであり続けるための取り組みについても支援してくれることを嬉しく思います。」

 

マッコーリー・アセット・マネジメントは、デジタルインフラへの投資で世界をリードしています。世界最大のインフラ部門の資産運用会社であるマッコーリー・アセット・マネジメントは現在、オーストラリア、シンガポール、日本、香港に展開するアジア太平洋地域の大手データセンター開発・運営会社であるAirTrunkへの投資の運用を行っています。また同社は、米国の大手データセンタープロバイダーであるアラインド・データセンターズおよびネットラリティ・データセンターズの事業拡大も支援しています。

 

マッコーリー・アセット・マネジメントについて

グローバルな資産運用会社であるマッコーリー・アセット・マネジメントは、すべての人にポジティブな影響をもたらすことを目標としています。機関投資家、年金基金、政府、個人から高い信頼を得て、全世界で4,410億ポンドの資産を運用する同社は、インフラ、グリーン投資、再生可能エネルギー、不動産、農業・天然資産、アセットファイナンス、プライベートクレジット、株式、債券、マルチアセットソリューションなど、さまざまな分野で専門的な投資知識を提供しています。

 

マッコーリー・アセット・マネジメントは、債券、株式およびコモディティに関する資産運用、ファイナンス、バンキング、アドバイザリー、リスクと資本に関するソリューションを顧客に提供する多角的金融グループであるマッコーリー・グループの一員です。マッコーリー・グループの創業は1969年。現在は33の市場で1万8,000人以上の従業員を擁し、オーストラリア証券取引所に上場しています。

 

マッコーリー・グループの各事業部門は、英国のデジタルインフラ整備を積極的に支援しており、KCOM、アルキーバ、ヴォネアス各社を通じて、通信に不可欠な光ファイバーやインフラを全国規模で拡充するための投資を統括しています。


数値はすべて2022年3月31日現在のものです。詳細はウェブサイトをご覧ください:Macquarie.com

 

STテレメディア・グローバル・データセンターズについて

シンガポールに本社を置くSTテレメディア・グローバル・データセンターズは、最も急速に成長を遂げている有数のデータセンタープロバイダーです。シンガポール、英国、インド、中国、タイ、韓国、インドネシア、日本、フィリピンなど、世界の主要なビジネス市場に170以上のデータセンターを展開するSTT GDCは、このグローバルなプラットフォームを活かし、お客様の現在および将来のコロケーションニーズに最も適した、クラス最高の拡張性と柔軟性を備えたデータセンターソリューション、接続サービス、サポートサービスを提供しています。詳細はウェブサイトをご覧ください:sttelemediagdc.com

 

VIRTUSデータセンターズについて

VIRTUSデータセンターズ(VIRTUS)は、データセンター業界における信頼のグローバルリーダー、また英国有数のデータセンター企業として、お客様に信頼性と強靭性に優れた、責任あるデジタルインフラを提供することに尽力しています。STテレメディア・グローバル・データセンターズ(STT GDC)のグループ会社であるVIRTUSは、ヨーロッパの中心に位置し、ロンドンにおけるクラウドビジネスの拠点です。STT GDCはグループ全体で、世界20の主要ビジネス市場において、170カ所以上、総受電容量2.2ギガワットを超えるデータセンターのグローバルプラットフォームを提供しています。

 

VIRTUSは、英国で最も効率的な施設を10年以上にわたって設計・運営してきた実績があります。VIRTUSは、安全性、セキュリティ、可用性の面で最高水準のオペレーショナルエクセレンスにこだわり、あらゆる人やものにとってますます必要性が高まっているこの業界で活躍する最高の人材を採用しています。私たちは日々、お客様、同僚、サプライヤー、環境、そして世界の利益となるソリューションを、責任を持って提供することに専心しています。

 

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