ニュース グローブ、STT GDCおよびアヤラ、3億5,000万ドルのベンチャー事業に参入 3月 02, 2022 STT GDC シェアする Link copied! シンガポールおよびマニラ(フィリピン):2022年3月2日–フィリピンの大手デジタルソリューションプラットフォームであるグローブ(証券コード:GLO)は、主に電気通信、金融技術、デジタルマーケティングソリューション、起業向けベンチャーキャピタル資金調達、エンターテインメント、バーチャルヘルスケアに携わってきましたが、このたび、最も急成長を遂げている世界有数のデータセンタープロバイダーであるSTテレメディア・グローバル・データセンターズ(STT GDC)およびフィリピンの大手複合企業アヤラ・コーポレーション(AC)と提携し、フィリピンにおけるデータセンタープロジェクトの開発、建設、運営を行う合弁会社を設立すると発表しました。 この合意に基づき、STT GDCとACの両社は、グローブの100%子会社であり、分離されたデータセンター事業を担うことになるカーマンエッジの新株を取得します。このデータセンター事業の規模は、中長期的には最大100メガワットまで拡大する見込みです。株式引受契約締結後も引き続き、グローブは50%を保有する筆頭株主となり、STT GDCが40%、ACがその残りの株式を保有します。 この事業により、グローブはデータセンター分野の規模と能力を拡大し、地元企業をはじめ、世界最大級のコンテンツプロバイダーを含む世界中のハイパースケーラーからのデータセンターサービスに対する大幅な需要増に対応することが可能になります。またこの契約は、グローブとアヤラにとって、世界最大級のデータセンター運営会社であり、また重要なことに同社の環境、社会、ガバナンスの目標に沿うものでもある企業との提携を実現するものです。STT GDCは、2030年までに自社のデータセンター全体でカーボンニュートラルを達成するという野心的な目標を掲げており、現在は保有するデータセンターの43%以上が再生可能エネルギーで稼働しています。 現在の市場需要や地域における戦略的立地を考慮すると、この取引はフィリピンのデータセンター分野における価値と大きな機会に対するグローブの見解に全面的に合致しています。さらに重要なことに、今回の提携は、同社が一流のデジタルソリューショングループへと変貌を遂げ、フィリピン人のための強固なデジタルエコシステムを実現するための接続性とソリューションを提供することを後押しするものです。 グローブは、その完全子会社であるイノベ・コミュニケーションズを通じて2001年から同国内でデータセンターを運営しており、これまでグループ内ニーズに加えて地元企業やグローバルなハイパースケーラーへのサービス提供を通じて、全国にポートフォリオを拡大してきました。グローブのデータセンターは、国際的な競争力に優れ、最先端かつ標準に準拠した安全性の高い設備が国内各地に戦略的に配置されており、キャリアニュートラルなコロケーションスペースやマネージドセキュリティ、ミッションクリティカルなアプリケーション、クラウドソリューションなど、世界トップクラスのデータ、ネットワーク、電気通信、ITサービスを提供しています。 「フィリピンではデータセンターサービスへの高い需要がありながら、市場はまだ十分に整備されていません。STT GDCが世界各地でデータセンターの開発、所有、運営で培った深い知見と経験、そしてACがフィリピンとこの地域に築き上げたビジネス上の大きな影響力や関係性と併せて、この合弁事業がフィリピンのデータセンター分野のリーダーになるための大きな足がかりになると確信しています」とグローブの社長兼最高経営責任者であるアーネスト・クー氏は述べています。同氏はさらに、「STT GDCおよびACとの提携は、国内で最もエネルギー効率が高く、接続性に優れたデータセンターを建設・運営することで、国内のデジタルインフラを変革したいという当社の意欲を一歩前進させるものです」と付け加えました。 「当社のグローバルデータセンタープラットフォームをフィリピンに拡大し、アジアにおける地位をさらに強化していく中で、グローブと提携できることを嬉しく思います。この提携では、グローブの定評あるデジタルソリューションプラットフォームと当社のデータセンターに関する知見を活用することで、国内有数のデータセンタープラットフォームを構築できると確信しています。各企業がフィリピンおよびアジア太平洋地域でデジタルインフラを拡充する中、この合弁事業は、これを支える当社のサービス強化につながります」と、STテレメディア・グローバル・データセンターズの社長兼グループCEOであるブルーノ・ロペス氏は述べています。 「当社はこの取り組みを支援し、幅広いつながりを活かしてこの事業に最大の機会を提供できることを嬉しく思っています。STT GDCは、当社が規模を拡大し、国内のデータセンター産業の発展に大きな役割を果たす上で、まさに最適なパートナーであると確信しています」と、アヤラ・コーポレーションの社長兼最高経営責任者であるフェルナンド・ゾベル・デ・アヤラ氏は述べています。 新たなパートナーによる出資により、カーマンエッジの買収後の評価額は3億5,000万米ドルを上回ります。グローブはこの取引から1億米ドルの収益を獲得し、残りの資本金は将来の事業拡大と成長のために活用されます。 取引は2022年第1四半期に完了する予定で、関連規制当局の承認など、通常の取引完了条件が満たされることが条件となります。 グローブについて グローブ・テレコムはフィリピンの大手デジタルプラットフォームであり、主に電気通信、金融技術、デジタルマーケティングソリューション、起業向けベンチャーキャピタル資金調達、エンターテインメント、バーチャルヘルスケアに携わっています。同社は、モバイルや固定、ブロードバンド、データ接続、インターネット、マネージドサービスなど、あらゆる製品とサービスの提供を通じて、消費者と企業の電気通信と技術に関するニーズに応えています。グローブは2019年に国連グローバル・コンパクトに署名し、持続可能性に関する普遍的原則の実行に取り組んでいます。親会社は、国内および地域の業界トップとして知られるアヤラ・コーポレーションとシングテル(シンガポール・テレコム)。フィリピン証券取引所に上場しており(証券コード:GLO)、2021年12月末時点の時価総額は87億米ドルです。詳細はウェブサイト:www.globe.com.phをご覧ください。FacebookやTwitter、Instagram、YouTubeで公式アカウント(@enjoyglobe)をフォローして最新情報をご確認ください。 STT GDCについて シンガポールに本社を置くSTテレメディア・グローバル・データセンターズは、最も急速に成長を遂げている有数のデータセンタープロバイダーです。シンガポール、英国、インド、中国、タイ、韓国、インドネシア、日本など、世界の主要なビジネス市場に140以上のデータセンターを展開するSTT GDCは、このグローバルなプラットフォームを活かし、お客様の現在および将来のコロケーションニーズに最も適した、クラス最高の拡張性と柔軟性を備えたデータセンターソリューション、接続サービス、サポートサービスを提供しています。詳細はウェブサイトをご覧ください:sttelemediagdc.com アヤラについて 1834年創業のアヤラ・コーポレーションは、不動産、銀行、電気通信、電力事業を中核とするフィリピン最大級の複合企業の一つです。ヘルスケアと物流でも地位を高めており、水、産業技術、インフラへの投資も行っています。 メディアからのお問い合わせは下記にご連絡ください グローブ・テレコム ヨリー・クリサント コーポレート・コミュニケーション担当シニアVPgtcorpcomm@globe.com.ph STテレメディア・グローバル・データセンターズ チョウ・イー/クリスティーナ・コー電話:+65 9784 6406Eメール:yi.chow@sttelemediagdc.com / christina.koh@sttelemediagdc.com ホフマン・エージェンシー(STテレメディア・グローバル・データセンターズ代理人) STTGDC@hoffman.com アヤラ・コーポレーション インベスター&アナリスト: セレステ・ジョベニール IR部門ヘッドjovenir.cm@ayala.com メディア: イラ・アルカンタラ ブランドレピュテーション&マネジメント部門ヘッドalcantara.ypg@ayala.com