ニュース タイの大手データセンター企業、戦略的成長に向け「タイ・データセンター協議会」を設立 Jan 25, 2024 STT GDC シェアする Link copied! バンコク(タイ):2024年1月25日 – 大手データセンター・サービス・プロバイダー各社は今日、タイ・データセンター協議会(TDCC)を正式に設立する覚書(MOU)に調印しました。TDCCは、タイのデジタルインフラを空前の高みへと飛躍させることを目的とした、タイ初の革新的な戦略的提携です。 タイ・データセンター協議会の設立メンバーには、AIMSデータセンター(タイ)、エボリューションDC(タイ)、NTTグローバルデータセンター(タイ)、STT GDCタイ、テレハウス(タイ)など、業界大手企業が名を連ねています。 タイ・データセンター協議会は、6つの大きな目標に基づいて設立されました: 1. 業界のステークホルダーを代弁:データセンター業界または関連分野で活躍するメンバーの代表としての役割を果たす。 2. 規制に関する提言:データセンター業界に関連する法規制について、適切な公的機関へのフィードバック、課題の特定、解決策の提案を行う。 3. 国際的な事業拡大:データセンター事業の可能性拡大を目指すメンバーに対する提言と支援を行い、グローバルな舞台での競争力を高める。 4. プロフェッショナルの育成:データセンターの起業家やデジタル産業に携わる人材を、国際基準に合わせて専門的に育成する。 5. 倫理的慣行の提唱:政府や民間団体と協力し、国際規範に則って、タイのデータセンター業界における倫理的なビジネス慣行を提唱する。 6. 業界の発展:タイのデータセンター業界の発展を後押しする追加的な活動を行い、また業界の発展のため、関連する公的機関から指定された業務を遂行する。 (左から)NTTグローバルデータセンター(タイ)CEO スティパット・ループラサート氏、テレハウス(タイ)マネージング・ディレクター 宮下健一氏、STT GDC(タイ)CEO サパラット・シヴァペチラナート・シンガラ・ナ・アユタヤ氏、 AIMSデータセンター(タイ)プレセールスサポート&プロジェクトマネジメント・スペシャリスト コクキエン・チョン氏、エボリューションDC(タイ)CEO ダレン・ウェブ氏 覚書の調印は、タイ・データセンター協議会にとって重要なマイルストーンとなるものです。この組織の主な目的は、タイを東南アジアのデータセンター・ハブにするという共通のビジョンのもと、データセンター業界を基幹産業として促進し、タイにおけるデジタルインフラ・サービス・プロバイダーのネットワークを確立することです。 戦略的に恵まれた地理的立地と積極的なデジタル政策により、タイは世界のデジタル・サービス・プロバイダーやデータセンター事業者にとって魅力的な投資先となっています。スタティスタ社は、タイのデータセンター市場の売上は2023年の20億6,000万米ドルから5年以内には28億3,000万米ドルにまで増加すると予測しており、この分野をタイにとって重要な産業として位置づけています。 タイのデジタル経済に関するTDCCのビジョン 協議会は、タイおよびASEAN地域において、世界レベルの基準を遵守したデータセンター・サービス・ネットワークを構築・拡大し、タイのデジタル経済の長期的発展に貢献することを目指しています。データセンターや接続プロバイダー、その関連分野などの多様な事業者との提携に門戸を開くことで、協議会はメンバーが国際的な舞台で競争していけるよう、ビジネスの可能性を拡大する支援・援助に努めます。 さらに協議会は、国際基準を満たすよう、起業家や業界人材の専門スキル開発を積極的に推進します。国際的な原則に沿った倫理的な事業運営を促進するため、官民機関との協力と連携の醸成にも尽力します。 タイ・データセンター協議会のメンバーは、データセンター業界に関連する法規制上の問題に対して、提言や課題の特定、解決策を関係公的機関に提案することもできます。 タイ・データセンター協議会について: タイ・データセンター協議会(TDCC)は、タイの大手データセンター・サービス・プロバイダーによる戦略的提携組織で、タイのデジタルインフラの発展に尽力します。データセンター業界の地位向上と経済成長の促進を目指し、協力関係の促進、各種取り組みの推進、業界の振興に取り組んでいます。 メディアからのお問い合わせは下記にご連絡ください コーポレート・コミュニケーション・チーム STT GDCタイ Eメール:marketing@sttelemediagdc.co.th